◆米大リーグ　パドレス１１―１ドジャース（１０日、米カリフォルニア州サンディエゴ＝ペトコパーク

　ドジャースが同じナ・リーグ西地区のパドレスに屈辱的な大敗を喫した。２位ジャイアンツとは０・５ゲーム差で、３位パドレスとは１ゲーム差。

あす１１日（日本時間１２日）の敵地・パドレス戦で敗れると首位陥落となり、借金４２のロッキーズと対戦するジャイアンツが勝つと３位まで転落する。

　救援右腕のトリビノが先発し、初回は無安打無失点。２回からはこの日メジャー登録されたサウワーがマウンドに上がった。３回には２死走者なしからタティスに四球を与えると、アラエス、マチャド、メリルに３連打を浴びて３点の先制点を献上。４回にも無死満塁のピンチを背負ってマルドナドの三ゴロ併殺打の間に１点を失うと、５回もアラエス、マチャド、メリルの３連打で１点を与えた。６回には先頭のマルドナドに３号ソロを被弾。ボガーツに２点適時打を許し、０―９となった２死一塁から内野手のＥ・ヘルナンデスが登板した。Ｅ・ヘルナンデスはこの回こそ無失点でしのいだが、７回には自らの失策もあって２点を追加された。

　「１番・ＤＨ」でスタメン出場した大谷翔平投手（３０）は、３打数１安打で６回に指名打者が解除となったため途中交代。初回先頭の１打席目は空振り三振を喫し、両軍無得点の３回１死一塁の２打席目は、初球に反応するも二ゴロに倒れた。４点を追う５回１死走者なしの３打席目は７戦連続安打となる右前安打で７戦連続安打。今季ワーストに並ぶ３７打席連続本塁打なしとなり、８戦本塁打なしは今季最長となった。

　試合前には今季３度目となるライブＢＰ（実戦形式の練習）で登板した大谷。マイナー打者相手に３イニング想定で４４球を投げ、安打性なしで６三振を奪う快投を見せた。最速は９６マイル（約１５５キロ）を計測。投球後には山本、ダルビッシュと談笑していた。ライブＢＰ登板の約４時間後に１打席目に立った。

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