◆日本生命セ・パ交流戦 2025 西武3×―2阪神(11日・ベルーナ)
2点リードの9回、本来なら守護神の岩崎がマウンドに上がるはずだが、湯浅がコールされて驚いた。岩崎は5月30日の広島戦(マツダ)以来、10日以上も投げておらず、状態が気がかりだった。
対照的に今季初先発の伊藤将は球が走っていた。4月3日のDeNA戦(京セラD)と比べると、内角を攻められるようになり、常に打者と勝負にいっていた。これぞ伊藤将の投球スタイル。8回途中を105球で無失点。勝ち星こそ消えたが評価は変わらない。投手が何人でも欲しい夏場を前に貴重な戦力が戻ってきた。
10日は8回に4失点で逆転負け。この日は9回に3失点。