◆米大リーグ パドレス―ドジャース(11日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)
ドジャースのB・カスペリアス投手(26)が11日(日本時間12日)、敵地・パドレス戦に先発。4月23日(同24日)の同・カブス戦以来、今季2度目の先発マウンドで4回3安打1失点と役割を果たした。
マイナーでは主に先発を務めていたが、メジャーではロングリリーフをこなすなど“便利屋”としてチームを支える右腕。だが、先発陣ではグラスノー、スネル、佐々木朗希らに加えてゴンソリンまで離脱したことで、この日の先発に指名された。試合前に「今日に関しては3回45球くらいが妥当だろう」とロバーツ監督は話していたが、4回54球と“期待以上”の投球で応えた。
今後もカスペリアスを先発起用するのかについて、指揮官は「あり得る可能性だ。ゴンソリンを失ったことも一つの要因で、ベン(カスペリアス)にとっての別の機会を生んだとも言える」と説明している。
5回からは2番手としてL・トリビノ投手(33)が登板した。前日10日(同11日)のパドレス戦では先発(オープナー)で1回無安打無失点だった。投手陣だけで14人が負傷者リスト入りしている苦しい台所事情を示す継投となっている。