◆米大リーグ パドレス―ドジャース(11日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 パドレス・松井裕樹投手(29)が11日(日本時間13日)、本拠地・ドジャース3連戦の最終戦で救援登板した。

 8日(同9日)の敵地・ブルワーズ戦では両軍無得点の6回1死一、二塁から2番手で登板。

18年MVPのイエリチから見逃し三振を奪うと、続くコントレラスに四球を与えて満塁となったが、フリリックから空振り三振を奪って無失点で切り抜けた。すると直後の7回表先頭のマチャドが先制で決勝打となる10号ソロを放ち、松井に今季2勝目がついた。

 ドジャース3連戦初戦の9日(同10日)は6―5と1点リードの5回先頭から2番手で救援登板し、1回20球を投げて2安打1失点。先頭のマンシーはフルカウントから高めの直球をはじき返され、二遊間を抜ける右前安打を許し、続くパヘスは外角低めのスプリットで右飛に打ち取った。1死一塁でエドマンは3球で追い込むと、低めのスプリットで空振り三振。2死二塁で金慧成に右翼線へ適時二塁打を浴びて追いつかれた。それでも大谷翔平投手(30)との今季初対決は一ゴロに抑えた。

 メジャー2年目の今季はこの試合が29試合目の登板。前日終了時点で2勝1敗、2ホールド、防御率3・38の成績をマークしている。大谷とは昨季は、5打数3安打、1三振だった。

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