◆日本生命セ・パ交流戦 2025 日本ハム2―6広島(13日・エスコンフィールド)
広島打線が、またパ・リーグのエース攻略に成功した。パ最多タイ6勝の日本ハム・伊藤から10安打6得点。
4回2死無走者から小園、坂倉の連続三塁打で先制に成功。さらに2死三塁から末包の適時内野安打で2点目を奪った。5回にもファビアンの犠飛で1点を加え、3点リードから1点を返された直後の7回は、1番抜てきの大盛の2号ソロとモンテロの2点二塁打で3点を追加した。大盛は3年ぶりマルチ安打をマークし、2番起用のベテラン・田中も2年ぶりの猛打賞と期待に応えた。
打線は、7日の西武戦(マツダ)で今季ここまで6安打2失点がワーストだった今井に対し、マウンドを降りる7回まで8安打で5得点。伊藤に対しても、7回途中でともに今季ワーストの10安打6得点で沈めた。
先発・森下は、6回に水谷にソロを浴びたが、9回を一人で投げきり、4月18日の阪神戦(甲子園)以来、今季2度目の完投で5勝目(5敗)。ビジターでの交流戦は5戦4敗だったが、6戦目で初勝利となった。同学年で親交の深い伊藤とは、昨年に続いて2年連続で投げ合いを制した。