◆日本生命セ・パ交流戦 2025 オリックス7―3巨人(13日・京セラドーム大阪)

 赤星は、生還する打者を横目に唇をかんだ。1―0の3回に先頭・若月に二塁打を許すと、1死後、2者連続四球で1死満塁。

森に直球を捉えられて右翼線への2点適時二塁打を浴びて逆転された。さらにここから3者連続適時打を浴びるなど一挙5失点。4回にも四球が絡んで1点を失った。

 7回121球を投げ、8安打6失点(自責5)で5敗目。「何とか最少失点でいきたかったところを大量得点されて、チームに本当に申し訳ない」と頭を下げた。

 3四球と持ち前の制球力を欠いたが、最速151キロの直球にフォークなど多彩な変化球で5回以降は完全に封じ、修正力も見せた。「前日も延長12回までいっているので、できるだけ長く投げたいなとは思っていた」と球数は今季最多だった。チームのことを思う背番号31なら、次戦は必ず報われる。(水上 智恵)

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