◇報知新聞社後援 第74回全日本大学野球選手権▽準決勝 東北福祉大8―5青学大(14日・神宮)

 準決勝が行われ、青学大(東都大学)が東北福祉大(仙台六大学)に敗れ、史上初の大会3連覇を逃した。

 今秋ドラフト上位候補に挙がる最速152キロ右腕の中西聖輝(4年=智弁和歌山)が先発したものの、3回2死一、二塁で佐藤悠太右翼手(3年=報徳学園)に中前適時打を浴び、先制を許した。

4回に味方が4得点で逆転したが、直後の5回に味方の失策も絡み1失点。その後に1死満塁を招くと、垪和拓海一塁手(4年=智弁学園)に右前へ同点打を浴び、ここで降板となった。

 さらに、代わった渡辺光羽(4年=金沢学院大付)が、代打の冨田隼吾内野手(4年=花咲徳栄)に中越え適時二塁打を浴び、勝ち越された。6回には、3番手で登板した最速154キロ右腕・鈴木泰成(3年=東海大菅生)が、佐藤に中越え2ランを献上。打線は6安打5得点と奮闘も、投手陣が14安打8失点と大きく崩され、決勝進出を逃した。

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