【広島】今季ワースト１５三振で８度目の完封負け…日本ハムの２年目ドラ１左腕にプロ初勝利を献上
ベンチで戦況を見守る新井監督（カメラ・池内　雅彦） 画像（1枚）

◆日本生命セ・パ交流戦　２０２５　日本ハム５―０広島（１４日・エスコンフィールド）

　広島は、日本ハム・細野晴希投手に６回無失点の好投を許し、今季８度目の完封負けを喫した。２年目のドラ１左腕に対し、５回に末包、坂倉が放った２安打だけと苦しみ、プロ初勝利を献上した。

　エース・伊藤から１０安打６得点の快勝から一夜明け、打線が沈黙した。前夜に３年ぶりマルチの大盛と２年ぶり猛打賞の田中に代えて、１番・上本、２番・中村奨という打線の組み替えは不発。日本ハム投手陣の前に今季ワーストの１５三振を喫した。

　先発・床田も、すべて今季ワーストタイの５回８安打４失点と精彩を欠いた。２回先頭・野村のソロで先取点を奪われ、３回は２死一塁からレイエスに初球を捉えられて２ラン。４回は郡司にも左翼席にソロを運ばれた。試合前まで被本塁打１だった左腕が、２年ぶり４度目の１試合３被弾で５敗目（６勝）。今季チームとしても１試合２被弾が最多だった。この日を含めてチーム５７本塁打は１２球団最多という日本ハム打線の一発攻勢に沈んだ。

　チームは、エスコン通算５戦目で初黒星。ビジターの日本ハム戦で球団初の５連勝も逃した。

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