◆日本生命セ・パ交流戦 2025 オリックス2×―1巨人=延長11回=(14日・京セラドーム大阪)

 巨人はサヨナラ負けでオリックスに5連敗を喫した。延長11回、1死満塁のピンチを迎え6番手の中川が踏ん張りきれなかった。

 初回は先頭の泉口が二ゴロ、続くキャベッジは一ゴロで吉川は空振り三振に抑えられた。2回は先頭の丸が四球で出塁するも岸田が中飛、坂本が併殺打に倒れて無得点に終わった。

 3回は先頭の増田陸が中前打を放ったが、続くことはできなかった。4回は2死から丸が中前打を放ったが岸田が一邪飛に抑えられて先制点を奪うことはできず、5回は3者凡退に抑えられた。

 1点ビハインドの6回には2死からキャベッジが中前打で出塁するも吉川が見逃し三振に封じられて同点にすることができず、7回も3者凡退。8回は2死からオコエが左翼へ二塁打を放つと。続く泉口が左翼へ適時二塁打を放って同点にした。

 9回には先頭の吉川が左前打を放ったがあと一歩及ばず無得点だった。延長10回には1死から打席に入った三塚がライナー性の打球を放ったが左飛二抑えられて打者3人で料理された。

 延長11回には2死から吉川が左前打を放つと、続く丸が右前打で2死一、三塁と好機を作ったが岸田が遊ゴロに封じられてチャンスを逃した。

 投げては先発したグリフィンは初回先頭の宗を三邪飛に打ち取ると、太田を遊ゴロ、森を二ゴロに仕留める立ち上がり。2回は杉本に中前打を許したが後続を断って得点を許さなかった。

 3回と4回は3者凡退。5回は先頭の頓宮が左前打、続く西川に右前打を許すとキャベッジの失策で無死一、三塁のピンチを招いた。なお1死一、三塁で大城の二ゴロの間に1点を奪われた。

 6回には1死から太田に右前打を許すと、続く森の初球でグリフィンが暴投。走者を三塁まで進めて続く森にも四球を与えてピンチを広げたが杉本を併殺打に抑えて踏ん張った。7回は1死から西川に左前打を打たれたが後続を断って得点を許さなかった。

 同点の8回には先頭の中川に四球を与えると、続く宗が犠打失策で出塁した。ピンチを招いたところで阿部監督が投手の交代を告げ、グリフィンは7回0/3を5安打1失点で降板。無死一、二塁で2番手の田中瑛が登板し、太田を併殺打に打ち取ると、続く森を申告敬遠で出塁させた。2死一、三塁とすると、杉本を二飛に抑えて無失点に抑えて踏ん張った。

 9回には大勢がマウンドに上がり3者凡退で延長戦に突入した。延長10回には船迫が登板すると、1死から中川に中越えの二塁打を打たれた。

続く宗を申告敬遠すると、なお1死一、二塁で太田を空振り三振に抑えた。ここで5番手でバルドナードがマウンドに上がり、森を初球で左飛に打ち取って無失点だった。

 延長11回には中川が登板。先頭の杉本に左越えの二塁打を打たれると、続く頓宮を申告敬遠にした。なお1死一、二塁では代打で出場したディアスに左前打を打たれて満塁にすると大城に押し出し四球を与えて敗戦した。

編集部おすすめ