◆第1回しらさぎS・G3(6月22日、阪神競馬場・芝1600メートル)追い切り=6月18日・栗東トレセン

 母に秋華賞、ドバイ・ターフと国内外でG1・2勝のヴィブロスを持つシヴァース(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父モーリス)は坂路を単走。しっかりとした脚どりで52秒3―12秒3をマークした。

 3日前の15日にもCWコースで82秒6―10秒9と時計を出しているが、この日も意欲的にメニューを消化。「しまいを少し伸ばしましたけど、リズムよく走れていましたし、乗り手の指示にも反応して、整っていると思います」と大江助手は状態のよさを伝える、

 前走を快勝し、同じマイルで昨年のアーリントンC(9着)以来、約1年2か月ぶりの重賞挑戦。「1600メートルは競馬しやすいし、(前走も)あの馬のいいところが存分に生きた競馬でしたから」と同助手は力強い。この後はサマーマイルシリーズ転戦も視野に入っており、初戦から好走を見込んでいる。

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