夫婦漫才コンビ「東京太・ゆめ子」の東ゆめ子(あずま・ゆめこ、本名・菅谷アサエ=すがや・あさえ)さんが16日に心不全のため千葉県内の自宅で死去していたことが19日、落語芸術協会から発表された。81歳だった。

葬儀・告別式は既に近親者にて執り行われ、喪主は夫・東京太が務めた。

 ゆめ子さんは1993年にピン芸人として活動していた夫の東京太とコンビを組み、「東京太・ゆめ子」を結成。京太のボケを押し返す勢いのあるツッコミで、多くの人の笑いを誘った。

 専業主婦から転身したため、素人臭さを指摘されることもあったが、2010年に文化庁芸術祭の大衆芸能部門大賞を受賞。その実力は広く認められた。

 最後の舞台は今年6月。浅草演芸ホールでの高座だったという。

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