右ろっ骨骨折で離脱中のオリックス・広岡大志内野手(28)が25日、復帰への思いを明かした。6日の阪神戦(甲子園)の走塁時に患部を痛め、12日のDeNA戦(京セラD)の8回、空振り三振に倒れた打席で負傷。
10年目の今季は三塁のレギュラーを獲得し、主に1番として53試合で打率3割2厘、4本塁打、13打点。女性ファンによる「オリメン投票」では初の1位に輝くなど、欠かせない存在となっていた。離脱後は、患部の状態を確認しながら徐々に練習の強度を上げ、この日は大阪・舞洲でマシン打撃。「(痛みは)最初より良くなっている」と、順調な回復ぶりを示した。
この日は、左手薬指の骨折で離脱中の麦谷も打撃練習。41試合で打率2割5分7厘、8盗塁をマークしていたルーキーは「きょうは100%で(打った)。もう大丈夫です」と強調した。
今後はともに、まずはファームでの実戦復帰を目指す見込みだ。チームは交流戦を3位で終え、首位・日本ハムとは2・5ゲーム差の2位をキープ。両リーグトップのチーム打率2割6分2厘と好調を維持する打線に、一刻も早く戻りたいところだ。(南部 俊太)