【中日】井上一樹監督「ニンジンもぶら下げるよ」練習前に集合「後半にインパクトを残すことが大事」
中日・井上一樹監督 画像（1枚）

　中日は２６日、バンテリンドームで全体練習を行った。２７日からのリーグ戦再開を前に、井上一樹監督がナインを集めて訓示。

「シーズンが終わった時、人の記憶には、より新しいものの方が残る。後半にどれだけインパクトを残すかは大事」とハッパをかけた。

　笑いに包まれるシーンもあったが、指揮官は「『俺が四の五の一生懸命、お寺の住職のように説法したところで、テンション上がらないのは分かるよ、お前たち』って。そこで、球団にお願いして『ちょっとニンジンもぶら下げるからな』という話もした」とニヤリ。球団にかけあい、カード勝ち越しなど状況や活躍に応じたチーム内での賞金など“ボーナス”の支給が認められたことを明かした。

　現在、借金５の５位だが、首位とは６・５ゲーム差で２、３位とは３差。「５割が目標ではないけど、まずは、いかに５割近辺にしがみつけるかの勝負。結果、秋に『チャンスあるぞ』というのを目標に。そのために、そこ（５割前後）で踏みとどまる、しがみつくという表現しか使えないけど」と現実を見つめながら、巻き返しを誓った。

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