◆米大リーグ カージナルス―カブス(24日・米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)

 カージナルスのM・ウィン内野手が24日(日本時間25日)のカブス戦で、二塁から犠飛で生還する好走塁を披露した。

 7―5で迎えた4回1死でウィンが二塁打で出塁。

続くバールソンが中堅フェンス手前までの大飛球を放った。カブス中堅手のクローアームストロングはゆうゆう追いついて捕球し、フェンスに軽くぶつかりながらくるっとターン。タッチアップしたウィンが勢いをとめずに三塁を蹴ると、クローアームストロングが「ハッ」とした表情で慌ててバックホームしたものの、ホームインした。バールソンには犠飛で打点が記録された。

 ウィンは23年にメジャーデビューしたメジャー3年目の23歳。昨季11盗塁で今季は4盗塁だが、快足で追加点をもぎとった。

 鈴木誠也外野手と仲が良く“弟分”として人気のクローアームストロングは、一瞬の気の緩みを突かれての失点に落胆を隠しきれない様子だった。

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