◆米大リーグ カージナルス8―7カブス(24日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)
カブスの鈴木誠也外野手が24日(日本時間25日)、敵地のカージナルス戦に、「3番・左翼」に座り、3回に2試合ぶりの21号3ランを放って、昨年マークした日本人右打者最多記録と並んだ。この日は5打数3安打3打点で67打点としてスアレス(ダイヤモンドバックス)に並んでナ・リーグトップタイに浮上した。
タッカーの適時打で同点に追いついた直後の1死一、三塁だった。先発右腕マグリビのカウント0―1からの2球目のシンカーを強振。角度19度、打球速度110・2マイル(約177キロ)という弾丸ライナーは飛距離404フィート(123メートル)、左中間ブルペンに吸いこまれる勝ち越し3ラン。
鈴木はその後も三塁内野安打、遊撃内野安打を放って3安打。5月25日以来、今季7度目の3安打猛打賞を放ったものの、試合は先発タイヨンが乱調で計8失点で逆転されると1点差で敗れた。2位カージナルスのゲーム差は1・5となった。