◆日本生命セ・パ交流戦 2025 ロッテ6―4巨人(24日・ZOZO)

 巨人がロッテに逆転負けし、交流戦最終戦を白星で締めくくれなかった。交流戦2連勝だった先発の西舘勇陽投手は3点の援護をもらったが5回途中まで投げ9安打6失点(自責5)で降板。

打線はロッテの先発・サモンズ投手から2回までに3点を奪ったが、西舘がリードを守れなかった。

 巨人が初回に先手をとった。坂本勇人内野手がサモンズ投手から、左中間スタンドへ開幕から89打席目での今季第1号ソロ本塁打。3勝目を目指す先発の西舘勇陽投手に1点をプレゼントした。2回には2死一、三塁で丸佳浩外野手が右前適時打を放ち、3点目を挙げた。

 3点の援護をもらった西舘は2回に1点を返された。1死二、三塁で友杉の二ゴロの間に三塁走者が生還した。さらに3回には1死一、二塁とされると、西川に2打席連続ヒットとなる右中間を破る2点三塁打を打たれ同点とされた。

 西舘は5回2死一、二塁。ここで池田来翔内野手に左翼線二塁打を打たれ4点目。さらに2死二、三塁から岡にも左越えの2点二塁打を浴び6点目。西舘はここで無念の降板となった。

西舘は6失点(自責5)。

 3点を勝ち越された巨人が直後の6回に反撃。2死満塁。丸がこの試合2本目のタイムリーとなる左前打を放ち、1点を返した。

 6回からはバルドナード投手が3番手でマウンドにあがった。1死満塁とピンチを迎えたが、山本を右飛、西川を遊ゴロに打ち取り、踏ん張った。

 2点を追う打線は7回をロッテの3番手・横山陸人投手に、8回は4番手・鈴木昭汰投手にいずれも3者凡退に抑えられた。

 9回は1死満塁と一打逆転のチャンスを作ったが、吉川尚輝外野手が二塁併殺。ロッテがリクエストを試みたが覆らなかった。

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