◆米大リーグ ドジャース―ナショナルズ(22日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・佐々木朗希投手(23)が22日(日本時間23日)、本拠地・ナショナルズ戦前にキャッチボールを行った。右肩痛のため一時はノースローとなっていたが、3日連続のキャッチボールとなった。
今季ドジャース入りした佐々木は、開幕から先発ローテ入りし、3月に東京ドームで行われた開幕2戦目でデビュー。5月3日(同4日)の敵地・ブレーブス戦では7試合目の登板にして初勝利をつかんだが、日米通じて自身初の中5日で先発した同9日(同10日)の敵地・Dバックス戦の登板を最後に、右肩の不調で負傷者リスト(IL)入り。5月下旬まで約3週間ノースローでリハビリに専念し、キャッチボールを一度は再開させたが、その後の経過が思わしくなかったため再び一時ノースローとなっていた。
この日はキャッチボールの最初の数球を、ボールの回転を正しくかけることを確認するために用いられる、ボールの一部が削られたような特別なボールを使用。復帰へ向けて“秘密兵器”を導入して必死に試行錯誤しているようだ。