◆米大リーグ ドジャース―ナショナルズ(22日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が22日(日本時間23日)、本拠地・ナショナルズ戦に「1番・投手、指名打者」で先発登板し、1回で18球を投げ、無安打無失点、2奪三振で降板した。最速は98・8マイル(約159・0キロ)だった。
前日21日(同22日)に5本塁打を放って調子を上げたナショナルズ打線との対戦。先頭のエイブラムズは初球の直球で一ゴロ。続く2番のウッドは高々上がったフライに打ち取ったかのように見えたが、遊撃手のベッツが落球して出塁を許した。1死一塁でガルシアからはスイーパーで空振り三振を奪って復帰後初三振。暴投で走者が進んだ2死二塁では、過去2本塁打を浴びているローからも低めの変化球で空振り三振を奪った。
MLB公式サイトで記録を主に扱うサラ・サングス記者によると、「ドジャースの歴史の中で、1シーズンに10本塁打以上を放って2登板した選手は1人だけだ」と投稿。大谷はこの日が2登板目ですでに25本塁打を放って2人目となったが、もう1人は昨季12本塁打を放って4試合にも登板した内野手のE・ヘルナンデス。今季もここまで4試合に登板して7本塁打を放っている。