◆米大リーグ フィリーズ―メッツ(22日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)

 フィリーズのK・シュワバー外野手(32)が22日(日本時間23日)、本拠地・メッツ戦に「2番・DH」で先発出場。4回に3試合ぶりの24号先制ソロを放ち、ナ・リーグ本塁打王争いでトップのドジャース・大谷翔平投手(30)に2本差とした。

 0―0の4回先頭。1ボール2ストライクから左腕・ピーターソンの4球目、85・2マイル(約137・1キロ)スライダーを捉え、打球速度107マイル(約172・2キロ)、角度33度でバックスクリーンに放り込んだ。飛距離432フィート(約131・7メートル)の特大弾となった。

 ナ・リーグの本塁打王争いは21日(同22日)終了時点で大谷とスアレス(Dバックス)が25本で並んでいたが、この日復帰2度目の二刀流で出場した大谷が8試合ぶりの26号2ランを放ち、一歩リード。3位のシュワバーも追走する形となった。

 シュワバーは23年に史上初の打率1割台(・197)で40本塁打(47本)をマークした左の大砲。特にフィリーズに移籍した22年以降は46本、47本、38本と毎年安定してホームランを量産し、この日で通算308本塁打となった。

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