◆都市対抗大会近畿地区第2次予選▽第3代表決定戦 日本製鉄瀬戸内5―1パナソニック(25日・わかさスタジアム京都)

 日本製鉄瀬戸内が2年連続34度目の本戦出場を決めた。副キャプテンを務める広田太陽左翼手(24)が0―0の2回無死、右越えへ決勝の先制ソロ。

公式戦初本塁打でチームを勢いづけると、5回にも適時打を放つなど、2安打2打点の活躍を見せた。

 兵庫出身で立命大から入社。柔道金メダリストの阿部一二三(27)と妹の詩(24)は、母方のいとこにあたる。2人が日本にいる年末は自身の実家で食卓を囲む仲だ。「自分が活躍してチームを(本戦のある)東京ドームへ連れて行けたよと伝えたい」と笑顔。本戦でも金メダル級の一発を放つ。(藤田 芽生)

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