◆米大リーグ ロッキーズ―ドジャース(25日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)
ドジャースのM・マンシー内野手(34)が25日(日本時間26日)、敵地・ロッキーズ戦に「4番・三塁」で先発出場。7回に2試合ぶりの12号満塁本塁打を放った。
1番・大谷翔平投手(30)が申告敬遠されるなどして迎えた2点リードの7回2死満塁。右腕・キンリーの86・6マイル(約139・4キロ)スライダーを振り抜いた。打球速度104マイル(約167・4キロ)、角度28度、飛距離418フィート(約127・4メートル)で右翼の敵軍ブルペンに打ち込んだ。
マンシーは0―0の6回にも天候を“味方”につけた幸運な2点適時打。2死二、三塁で一塁付近にフライを打ち上げたが、直前に降り出した大雨がロッキーズ内野陣の目に入ったのか、ポトリとグラウンドに落ちた。これで1試合6打点。グランドスラムは22日(同23日)の本拠地・ナショナルズ戦で放って以来で、その試合では2発7打点。最近3試合で3本塁打13打点となった。
シーズン序盤は打撃不振を極めたが、ベッツ、フリーマンが不調となる中、メガネをつけた左の大砲がようやく本領を発揮してきた。