◆米大リーグ ロッキーズ1―8ドジャース(25日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)
ドジャース・山本由伸投手(26)が25日(日本時間26日)、敵地・ロッキーズ戦に先発し、5回1安打無失点6奪三振で、昨季に早くも並ぶ7勝目(6敗)を挙げた。5回までわずか56球。
6月に入って4戦勝ちなし3連敗と苦しんでいた山本だったが、3回2死まではパーフェクトピッチング。3回2死から右前安打を許したが後続を抑え、5回も先頭に四球を与えたが、続く打者を投ゴロ併殺打に打ち取り、二塁すら踏ませなかった。雨天中断のため余力もあった5回降板となったが、「すごくいい投球だった。すごくいい感覚では投げられました」と手応えを口にした。
ロバーツ監督は「ファンタスティックだった。雨で中断してしまって降板となったのは不運だった。ストライク先行で投げられて、初コンビのラッシングのリードもよかった。カーブ、スプリット、直球が効果的だった。期待通りの投球だった」とたたえた。