メジャー級のボール回転数　身長１６９センチの巨人育成５位・西川歩がまたまた０封
西川歩 画像（1枚）

◆練習試合　ソフトバンク３軍５―２巨人３軍（２６日・筑後）

　巨人の育成５位・西川歩投手（１８）が初先発で好投を披露した。２６日の３軍練習試合・ソフトバンク戦（筑後）に先発。

高卒新人ながらここまで救援で１０試合に登板し、計１６イニングで自責０の左腕は「ゾーンで勝負できたり、ストレートでファウルを取れたので良かった」と４回を５安打無失点。初先発のこの日も、スコアボードに０を並べた。

　同期入団のドラフト１位・石塚は高校時代からのライバルだ。山村学園のエースとして出場した２４年夏の埼玉県大会では、準決勝で花咲徳栄と対戦。１―３で敗れ甲子園には届かず。「４番・遊撃」で出場した石塚は２打数無安打（２四球）だった。

　身長１６９センチと小柄ながら、直球の１分間あたりの回転数は約２５００を計測。カブス・今永級の数値で打者の手元で伸びる。「無駄な四球があったので、次の登板ではなくしたい」。期待の育成左腕は、着実に支配下への階段を上る。

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