◆第56回日本少年野球選手権大会 東北南支部予選 ▽決勝 白河ボーイズ7―6山形ボーイズ(6月15日・大信球場)

 夏の全国大会・エイジェックカップ第56回選手権大会(8月2~7日・大阪シティ信用金庫スタジアムほか)の東北南支部予選の決勝が15日、行われた。昨年初出場を果たした白河ボーイズが激戦を制し2年連続2度目の出場を決めた。

初出場まであと一歩に迫った山形ボーイズは5月の会津大会に続き決勝で敗れた。

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 山形は念願の全国初出場まであと一歩及ばなかった。初回1点を先行されるも、その裏に逆転。1死一塁から穂積羽空(3年)のタイムリー二塁打で追いつき、2死二塁から五十嵐至琉(3年)のタイムリーなどで2点を加える。3回に五十嵐の二塁打でリードを広げた。

 5回に逆転されたがその裏に1死三塁から捕逸で1点差に迫ると、6回には奥野温也(3年)、兼子慎ノ介(2年)の連続長短打で追いつく粘りを見せた。しかし、7回に勝ち越され万事休した。

 鈴木誠監督(51)は「中盤から選手たちに硬さが見られた。全国大会に出るのは本当に難しいが、こういう経験をしていけば、もっと成長していける」と選手たちを思いやった。

 【表彰選手】

最優秀選手賞 小林 隼大(白河)

優秀選手賞 村上 嘉威(山形)

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