右肩手術からの復帰を目指し、60日間の負傷者リスト(IL)入りしているレッドソックスの吉田正尚外野手が、7月1日から傘下の3Aウースターで、リハビリ・アサインメント(リハビリ出場)を開始する方向となった。
米情報サイト「ジアスレチック」の番記者J・マカフリー氏ら現地メディアが27日(日本時間28日)報じた。
チームに帯同している吉田はボストンで取材に応対。地元テレビ局「NESN」がXに動画投稿した映像によると、手術前後での感覚違いを問われ「打撃面ではそんなに変化はない。痛みが取れたことは自分の中でプラスになっている」と通訳を介して答え「去年手術した時に開幕を目標にしていたけれど、ここまで伸びてしまいましたし、なかなか難しい道のりだった。最後まで1年終わるところまで、しっかりモチベーションを高くやっていきたいと思う」と意気込んだ。
コーラ監督は、メジャー復帰後に右打者のレフスナイダーと併用する形で、ツープラトンでDHに起用するプランを持っているが、マイナーでのリハビリでは、春季キャンプでは回避された外野の守備にもつく予定。吉田は「外野手として復帰することが、手術をした時のゴールでもあったので、そこを目指してやっていく」と、前向きに答えた。