◆米大リーグ ロイヤルズ―ドジャース(27日、米ミズーリ州カンザスシティー=カウフマンスタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が「1番・指名打者」でスタメン出場した27日(日本時間28日)の敵地・ロイヤルズ戦で、一塁塁審の判定が、同イニングの数分間で立て続けに覆る珍事が起きた。

 1点を追う6回のロイヤルズの攻撃。

先頭セルミンの当たりは右翼線への弱々しいフライ。だが、これを右翼手、一塁手、二塁手が追いかけ、捕球できずにポトリと落ちた。一塁塁審はファウルの判定。だが、ロ軍がチャレンジを求めると、打球はインフィールドに落下しており、ヒットとなった。

 だが、これだけでは終わらなかった。次のイズベルの打席では、カウント0―1から代走トルバートが一塁けん制に対する帰塁がやや遅れた。だが、一塁塁審はセーフの判定。すると、今度はド軍のロバーツ監督がチャレンジを求めた。映像を確認すると、一塁手・フリーマンのタッチの方が早く、再び判定が覆った。

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