J1のC大阪は28日、大阪市内のグラウンドで約1時間半練習を公開した。7月5日のG大阪戦に向けて、DF高橋仁胡が取材に応じた。
この一戦で、リーグ戦通算50回目を迎える「大阪ダービー」。今季の開幕戦(2月14日)では、敵地で5―2と勝利しているが、高橋自身は「AFC U20アジア杯」のメンバーに選出されていたため、仲間と勝利を分かち合うことはできなかった。出れば伝統の一戦に初出場、リーグ戦3試合ぶりのスタメンも考えられる中で19歳は「1戦目はアジア杯で出られなかったけど、楽しみな気持ちは残ったまま。すごく楽しみ」と、ワクワク感を漂わせながら意気込んだ。
バルセロナの下部組織から、昨季夏に加入した高橋。「大阪ダービー」こそ出場経験はないが、「ダービーはどこでもダービー。バルサエスパニョールにいた時も、そういう試合では勢いがさらにプラスになる」と、世界的な名門で培ったものをこの一戦にぶつける。