サッカー元日本代表の岡崎慎司氏が28日、スイスの時計ブランド「NORQAIN(ノルケイン)」のイベントに出席した。

 2018年に設立され、元イタリア代表GKブッフォン、日本人では岡崎氏のほか、スキージャンプの小林陵侑らもアンバサダーを務めるブランドだ。

この日は新作の時計紹介などのイベントの一環で、同社副社長のトビアス・カッファー氏、ノルケインジャパン代表の浜鍜健治氏とのトークセッションに参加。今季から挑戦した監督業についてなどを話した。

 23―24年シーズンでの現役引退から、現在はドイツ6部のFCバサラマインツの監督を務めている同氏。息つく間もなく挑戦する環境を選んだ理由を「すぐにでも新しい挑戦をしたいというので監督しかないかなと。選手のように緊張感があるところで勝負したかった」と明かした。

 W杯では3大会に出場し、代表では合計119試合の出場で奪った得点は50点。豊富な海外でのプレー経験もある日本のレジェンドの1人だ。岡崎氏は、トークセッションの中で「今後の挑戦」として「監督として、さらに上へ。もう一度日本代表の監督になりたいとか、ヨーロッパのブンデスリーガのトップクラブでコーチをしてみたいとかそういう夢を持って挑戦していきたい」と、新たな夢も明かした。

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