◆パ・リーグ 西武3―2日本ハム(28日・ベルーナドーム)
1点をリードした8回2死からの逆転負けにも、日本ハム・新庄剛志監督は「惜しかったね。いいゲームだったけど」とサバサバした表情をみせた。
打線は西武・隅田に対し3回、万波がバックスクリーンへ同僚のレイエスに並ぶリーグトップタイの14号ソロを放つと、同点の8回には水谷が一時勝ち越しとなる左越え5ソロを放った。ここまで被本塁打2の左腕から1試合で2本塁打を放ったことに「よそが打てていなかった投手を(打って)勝ちにつなげたかった」と少し悔しそうに話した。
連勝を逃して2位のオリックスに1・5ゲーム差に迫られたが指揮官は「全部勝てるわけじゃないし、全部負けるわけじゃない。きょうは生まれた時から『きょうは負ける日なんですよ』と決まっていたような。そうやって切り替えていきます」とどこまでも前向きだった。