◆パ・リーグ オリックス7―3楽天(28日・京セラドーム大阪)

 オリックスが23年以来のホーム6連勝を飾り、今季最長の5カード連続勝ち越しを決めた。3―3の5回、無死一塁で中川が決勝の左越え適時二塁打。

2度も同点に追いつく粘りを見せた楽天を、今季初の3番に入った右打者が突き放した。

 中川は今季、1~9番の打順をコンプリート。あらゆる状況で結果を残す姿に、岸田監督は「いろんなところで起用し、(打線の)つながりを考えながらやっている。なんでもできる。勝負強いし、足もある」と目を細めた。

 また、打線は6戦連続で初回に得点。指揮官は「すごくいいなと思いますよ。思い切って攻めていってくれている。相手にしたら、かなりプレッシャーなんじゃないかな」とうなずいた。

 チームは、優勝した23年以来となる2ケタ貯金「10」に到達。監督は「打者陣がよく打ってくれているし、投手陣も頑張って抑えてくれている。一球一球で局面ってどんどん変わっていくなかで、その時にみんなが対応できている」と、充実感をにじませた。

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