◆明治安田J1リーグ▽第22節 湘南1―1横浜M(28日・レモンS)

 湘南の日本代表DF鈴木淳之介(21)が、横浜M戦の後半15分に負傷交代した。左センターバックとして横浜MのFWヤンマテウスを封じるなど好プレーを見せていたが、1点リードの後半14分、裏へのパスに対応した際に相手選手の転倒に巻き込まれる形で負傷。

左足首を押さえて倒れると、すぐにチームメートから×サインが出て、担架でピッチを後にした。チームは直後の同16分に失点して追いつかれ、引き分けに終わった。

 試合後には左足首を固定し、松葉づえを使う姿もあった鈴木淳。湘南の山口智監督は、ケガの状況について「ねんざ、だとは聞いています」と語り、症状が軽いものではないことを明かした。鈴木淳の交代直後、チームは失点。キャプテンのFW鈴木章斗は「(怪我を見て)僕自身、すごく感情的になったというか。それがピッチ含め、スタンド、全部に伝わったのかもしれない。ショックというか…。今後はこういうことをなくさないといけない」と悔やんだ。

 鈴木淳は6月のアジア最終予選で日本代表に初招集されると、10日のインドネシア戦で先発。落ち着いたボールさばきや安定した守備で6―0の勝利に貢献し、上々の代表デビュー戦を飾っていた。

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