◆明治安田J1リーグ ▽第22節 清水0―2柏(28日・IAIスタジアム日本平)

 日本代表の森保一監督が、清水―柏戦の視察後に取材に応じ、7月3日に発表する東アジアE―1選手権のメンバー選考の基準を提示した。

 大前提として掲げるのは「Jリーグのベストチームを選出」。

これまで視察したJ1の全20クラブの中から、森保監督の目に留まった選手をリストアップする方針を示した。その上で、ポジションの重複時には「上位チームを選ぼうかなと考えています」と明言した。22年の前回大会では、E―1選手権前の時点でリーグ1位だった横浜FMから、最多タイの6選手(畠中槙之輔、小池龍太、水沼宏太、宮市亮、西村拓真、岩田智輝、藤田譲瑠チマ)を選出していた。

 選手の年齢についても言及。年齢の上限等は設定しない意向を示し、「ベテランの選手もいますし、アンダー世代の代表に入るような選手もいるかと思います」と、幅を広げて選出することを明かした。一方で、「代表の経験がより多くあって、Jリーグの中で活躍している、引っ張ってくれている選手もいますけど、そこよりも少し経験値の浅い、若いところに目を向けて招集したい」と、代表経験が浅く若い選手が多くなる可能性も示唆した。

編集部おすすめ