◆明治安田J1リーグ▽第22節 鹿島1―2岡山(28日・カシマスタジアム)
鹿島は岡山に1―2で敗れ、痛恨の逆転負けを喫した。FW鈴木優磨のゴールで先制しながらも、後半に2点を奪われた。
採点と寸評は以下の通り。
鬼木達監督【5・0】勝てたはずのゲームで、引き分けすら叶わず黒星。あまりに勿体ない敗戦
GK早川友基【5・5】相手の決定機は3回程度だったか。2失点は悔やまれる
DF濃野公人【5・5】ここからという時間帯に代えられてしまったこともあるが、躍動感に欠けた印象。ミスも少ないがチャレンジも少ない
DF植田直通【6・0】負けたとは言え、センターバックとして赤点にはならない試合内容。裏を使う意識も非常に良かった
DFキムテヒョン【6・0】地上戦、空中戦ともに相手を圧倒しただけに、スコアだけが悔やまれる
DF小川諒也【5・0】1失点目はオフサイドトラップを仕掛けた素振り?も結果的に単独行動。プレースタイルを鑑みれば、キック精度ももっと求めたい
MF三竿健斗【5・0】1失点目は人を見られず、2失点目はつぶせず。直接的ではなくても、失点には絡んではいけない選手
MF舩橋佑【5・5】相手を見て落ち着いてゲームコントロールしていたからこそ、そしてもうすっかり鹿島のボランチの軸だからこそ、2失点目の場面での相手のワンツーに対して無反応はあまりに勿体ない
MF小池龍太【6・0】主に2列目を担当し、鈴木優磨の先制点をスルーパスでアシスト
MFチャヴリッチ【5・5】スペシャル・ワンの能力で開始5分過ぎから鹿島に流れを引き寄せたが、その後が続かず
FW鈴木優磨【6・0】技術の高いシュートで先制点。2トップの関係性、2列目との連動はここ最近で1番良かったが…
FWレオセアラ【5・5】背後を狙う意識で相手3バックを横に広げ、攻撃の幅を拡大。負けたからダメだったではなく、ここは継続したい部分
DF溝口修平【6・0】後半23分IN。しっかりと燃料を投下した。次も見たいと思わせるパフォーマンス
MF樋口雄太【6・0】後半23分IN。
MF柴崎岳【5・0】後半32分IN。うっとりするという意味ではなく、肩を落とすという意味でため息を誘うクロス
MF松村優太【5・5】後半32分IN。違いを見せることはできず
MFターレスブレーネル【―】後半36分IN。ブローダーセンの指先に屈した
長峯滉希主審【6・0】33歳の若きレフェリー。十分に及第点と言えるパフォーマンス
※平均は5・5~6・0(採点・岡島 智哉)