日本ハム・達孝太投手(21)が28日、5勝目を懸けて先発する29日の西武戦(ベルーナD)で暑さにもめげず、完封勝利を誓った。

 練習を終えた達は、「暑いっす、マジで」と少し顔をゆがめながら、ダッグアウトへ引き揚げてきた。

練習時の気温は33度。湿度も50%以上ある蒸し暑さ。前日の試合で西武・今井が熱中症のため途中降板。このシーンを見た新庄監督は「熱中症が危ない」と2失点と好投していたた伊藤を8回で降板させたが、達は完封にこだわる。「昨日の監督のコメントを見ていると、なんかさせてもらえないようなコメントだったので…。でも、しますよ」と力強く完封を誓った。

 今季、西武とは5月4日にエスコンで対戦し、6回を投げて被安打4、1失点で初勝利を挙げている。「いつも通り投げるだけじゃないですか。前回、投げた時も抑えているので、あまり意識せずに、いいイメージを持ったまま投げられれば」と気負いはない。

 29日は14時開始で予想最高気温は34度。湿度も高そうだが「しっかり水分を取って休息をうまく取りながら、投球間隔をちょっと空けながら投げればいい」。4年目での初完封へ、準備は怠らない。

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