24―25年のWEリーグ女王・日テレ東京Vは30日、同3位の三菱重工浦和からなでしこジャパン歴もあるMF猶本光(31)を完全移籍で獲得すると発表した。

 クラブを通して、猶本は「日本の女子サッカー界をリードする名門クラブの一員になれたことをうれしく思います。

WEリーグ、AWCL、皇后杯、リーグカップ、“4冠”を目指すこのクラブで、チームの勝利に貢献できるよう、全力で戦います! 一日も早くこの新しい環境とチームにフィットし、みなさんの前でプレーできる日を楽しみに、しっかりと準備していきます。今シーズンからどうぞよろしくお願いします!」とコメントした。

 猶本は12年から浦和に在籍し、18年夏から1年半ドイツ・フライブルクでプレーした後、20年に浦和に復帰。浦和ではリーグ戦通算176試合で29得点をマークし、なでしこジャパンでも23年女子W杯に出場するなど通算40試合で4得点をマークしている。

 日テレ東京Vは、今季途中まで浦和を率いた楠瀬直木監督(61)が就任し、連覇を目指すシーズンに向けて、MF塩越柚歩(27)に続いて、浦和からの大型補強に成功した。

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