【安養(韓国)10日=後藤亮太】国内組で臨む東アジアE―1選手権に出場している日本代表が、12日の中国戦に向けて全体練習を再開した。
追加招集で8日の試合前練習から参加しているMF田中、FW原も全体練習に初参加。
ボランチの一角で中国戦での先発起用が濃厚の田中は、代表デビュー戦へ「やっぱり守備だったり、ボールを奪うところだったり、対人のところは自分の特長だと思っているので、そこは出したい。セカンドボールをしっかり回収するところと、香港よりプレスは前から来るっていうことだったので、プレスをはがしながら中盤で落ち着かせられたら、また相手が引いてくれて、自分らのゲームにできると思う。そこはボランチがすごい大事になってくると思うのでやっていきたい」と意気込んだ。
代表のボランチは主将MF遠藤、守田を筆頭に、田中碧、佐野海、藤田らがそろう最激戦区。「まだそのレベルには到底達していないですけど」としながら、22歳のボールハンターは「試合を積み重ねることによって、どんどん近づいていずれは越せるように。まだまだ何年掛かるか分からないですけど、地道にやっていきたいです」と前を見据えた。