◆第61回小倉記念・G3(7月20日、小倉競馬場・芝2000メートル)

 小倉記念の前日発売最終オッズが7月19日夕方、JRAより発表された。

 ハンデ戦らしく大混戦の様相を呈しているが、単勝1番人気は、前走のむらさき賞(3勝クラス)を勝って臨む(4)メリオーレム(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父シュヴァルグラン)で5・4倍。

鞍上は前走に続いての騎乗となる川田将雅騎手。父にJRA初重賞制覇を届けることができるか。

 2番人気は、こちらも垂水S(3勝クラス)を勝ったばかりの(6)シェイクユアハート(牡5歳、栗東・宮徹厩舎、父ハーツクライ)が6・2倍で続く。3勝クラスでは惜敗が続いていたが、前走を勝ち切った勢いで上位を狙う。

 3番人気は(16)ディープモンスター(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ディープインパクト)が6・9倍。重賞2着と3着が1回ずつあるが、惜しい競馬もたくさんあるベテラン。ここで待望の重賞タイトルを手にすることができるか。

 馬連は全て10倍を超えている。1番人気は(4)―(6)で13・5倍。2番人気は(4)―(16)が17・6倍で続き、3番人気は(6)―(16)で20・8倍。単勝上位3頭のボックスが売れている。

 馬単の1番人気は(4)→(6)で22・7倍。

2番人気は折り返しの(6)→(4)で32・9倍。3番人気が(4)→(16)で33・3倍。

 3連単も全て万馬券となっている。1番人気は(4)→(6)→(16)で132・0倍。2番人気が(4)→(6)→(8)で147・2倍で続き、3番人気が(4)→(6)→(10)で156・2倍。

 オッズからも、文字通りの難解な一戦であることがうかがえる。“夏コク”ラストデーに輝くのはどの馬か。

編集部おすすめ