参院選が20日、投開票された。東京選挙区で国民民主党から立候補していた元NHKアナウンサーの新人・牛田茉友氏が、当選を確実とした。

 大阪府出身の牛田氏は、2009年にNHKに入局。今春まで「日曜討論」(前9時)のキャスターを務めており、今年4月に退局した。選挙戦では「誰もが『当たり前の暮らし』をできる社会に」を柱とし、経済対策や発達障害児の支援などに取り組むことを訴えた。街頭演説では「争点は皆さんの生活そのもの。誰もが当たり前の生活ができる社会にしたい」と主張した。

 国民民主党は、玉木雄一郎代表の不倫問題や、過去に不倫が報道された山尾志桜里氏の擁立問題の影響で女性人気が希薄に。牛田氏は女性に親しみを持ってもらうための起爆剤として、大きな期待を背負っていた。

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