◆バレーボール ▽ネーションズリーグ(NL)男子千葉大会 日本3(25―21、25―19、25―23)0米国(20日・千葉ポートアリーナ)

 1次リーグの最終第3週、男子千葉大会が行われ、世界ランク6位の日本は、同5位の米国にストレート勝ち。8勝4敗とし、決勝大会(30日~8月3日・中国)進出を決めた。

 第1セット、日本は右肩痛で18日のブラジル戦を欠場した石川祐希主将(ペルージャ)が先発でアウトサイドに入った。対角には高橋藍(らん、サントリー)、ミドルは、小野寺太志(サントリー)、佐藤駿一郎(名古屋)、オポジットは宮浦健人(名古屋)、セッターは永露元稀(広島T)でスタート。

 日本は、12―13から、高橋が好レシーブからつないだボールを石川が決めると、連続で石川がスパイク、さらに永露がサービスエースで一気に15―13と逆転。その後も宮浦の強打などで着々と加点、25―21で取った。

 第2セット、日本は2―1から宮浦が強烈なサーブを連続で決め、4―1と優位に立った。さらに、堅い守りから高橋、小野寺のブロックなどで、19―12と差を広げるなど、安定した試合運びで、25―19で連取した。

 第3セットは終盤まで競り合いとなったが、石川のスパイクや、高橋の巧みなアタックなどで点差を広げ、このセットを奪って、勝利とした。

 ◆ネーションズリーグ 男子は1990年からのワールドリーグに代わる大会として2018年に新設した国際大会。18チームが参加し、2組に分かれて3週で1次リーグ計12試合を行う。勝ち点は3―0、3―1で3点、3―2で2点、2―3で1点、1―3、0―3で0点。開催国の中国と上位7チームが決勝大会(30日~8月3日、寧波)に進む。昨年大会で日本は男女ともに2位となった。

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