◆バレーボール ▽ネーションズリーグ(NL)男子千葉大会 日本3ー0米国(20日・千葉ポートアリーナ)
18日のブラジル戦を右肩通で欠場した石川祐希主将(ペルージャ)は強打で、日本を勝利に導いた。第1セット、12―13から連続でスパイクを決めるなど、勝負どころで存在感を発揮。
米国も決勝大会進出の可能性を残しての対戦だった。「しっかりと力のあるチームと戦い、決勝大会に進むことは大事なことだと思っていた。第1セット、リードされても慌てず、逆転できて勝ててよかった」と手応えをつかんだ様子。
右肩の状態については「コンディションは問題ありません。痛み止めは一応飲んでいますけど、休みが必要な状況じゃない。この千葉大会の1、2戦(ドイツ、アルゼンチン戦)がよくなかったので、監督が外したのだと思う。自分としては、やりながら治していきたい」と、不安はないことを強調した。
決勝大会(30日~8月3日・中国)については「表彰台に上るという目標があるので、負けたら終わりなのでまず準々決勝をしっかり勝ち上がりたい」と決意を述べた。