演歌歌手の望月琉叶(るか、29)が24日、東京・新宿の歌舞伎町劇場で最新曲「わがまま」の発売を記念したコンサートを行った。

 2020年の日本レコード大賞新人賞を受賞した望月にとって、デビュー5周年の節目。

「わがまま」は小室哲哉氏が作詞・作曲を手がけた勝負曲で、本番前の取材会で同曲のほか、今回のシングルにも収録されているTM NETWORKの「Get Wild」の演歌バージョンをマスコミに披露した。

 望月は「まさか、あの小室哲哉さんに作詞・作曲していただけることになるとは夢にも思ってなかったので、ビックリしています。すごくうれしいです」と新曲への思いを告白。「始めて聴いた時は転調がすごく入っていたので、小室さんの演歌だなと思いました。小室さんには語るようにかわいらしく歌ってほしいと言われました。演歌ならではの古風な要素はあまりない、現代の方にも聞きやすい演歌だと思います」と自信をみせた。

 コンサートでは150人のファンが見守る中、小室氏プロデュースのアイドルグループ「OVAL SISTEM」で活動する住田愛子や、同じく小室氏からに楽曲提供を受けている「Aicong」などもゲストで来場しコラボステージを披露。これまで発表してきた自身のオリジナル演歌楽曲に加え、自身が影響を受けた演歌のカバーなどを披露した。

 5周年を迎え「ここまでやってこられたのは、本当に応援してくださる皆さんのおかげ」と感謝の思いを口にした望月。今後について「演歌歌手として世界に演歌を広められるように、若い方にも演歌を好きになってもらえるように、広めていけたらと思います」と意気込みを語った。

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