◆大相撲名古屋場所14日目(26日・IGアリーナ)

 新横綱・大の里(二所ノ関)は、関脇・若隆景(荒汐)を押し出し、連敗を免れ、10勝目とした。過去3勝2敗の相手に、もろ手突きから一方的に押し切った。

 前日は、東前頭15枚目・琴勝峰(佐渡ケ嶽)に金星を配給。新横綱として4個目となり、昭和以降、ワースト記録となった。押せないと、すぐに引いてしまう悪癖が、何度も出てしまった。後半は、立ち合いの強烈な圧力も影を潜め、相撲に迷いがあるようにも見える。立て直しは急務だ。

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