◆卓球◇ノジマTリーグ(26日、東京・国立代々木第二体育館)
8季目となる2025―26年シーズンの男子が開幕し、昨季のレギュラーシーズン(RS)1位の琉球が、昨季の王者T.T彩たまに3―1で勝利し、王者奪回へ好スタートを切った。
第1試合のダブルスは、趙勝敏・大島祐哉組が木造勇人・有延大夢組と対戦した。
第2試合のシングルは、安宰賢が曽根翔と対決。第1Sは10―10に追いつきながらも最後はサービスエースを決められ、落とした。第2、3Sも流れを引き寄せることができず、ストレートで敗れてタイに持ち込まれた。
シングルス2戦目の第3試合は今年の世界選手権混合ダブルスで銀メダルを獲得した吉村真晴が登場し、有延大夢と対戦。第1Sを11―5で取り、リズムに乗ると、第2、第3Sも危なげない試合運びでそのまま押し切ってストレート勝ちでチームを勢いに乗せた。
次の第4試合のシングルは、趙勝敏が神巧也と対峙(たいじ)。第1Sを奪われたが、第2Sを11―8で取り返すと、第3Sも粘り強い神に対し、パワーで対抗し、リードを徐々に広げ11―7。第4Sは序盤こそ3点連取されたものの、中盤で逆転し、押し切って勝利を引き寄せた。
昨季は、RSを1位で通過しながら年間王者を決めるプレーオフ決勝でT.T彩たまに敗れ王座から陥落する悔しさを味わった。リベンジへ、開幕戦で大きなステップを踏んだ。