7月26日から開幕した中京競馬では、暑熱対策のため競走時間が拡大された。5R終了後に約3時間の昼休みが設けられ、昨年に新潟で2週間行われた“2部制”開催となった。
この日のメイン、7R・関ヶ原Sを勝った坂井瑠星騎手=栗東・矢作芳人厩舎=は、4Rから6Rまでの約4時間が空き時間。「仮眠して、午後に備えていました」と、疲れを取ったという。
今開催から、地下馬道の天井に35台の扇風機が新設。「行きはそんなに感じませんでしたが、上がりのときは『風があって涼しいな』と思いました。でも、勝ったらそんなに暑くなかったです(笑)」と勝利の喜びを交えつつ、効果を口にした。加えて、「暑いことには変わりないですし、人馬の安全が一番。お客様にも水分補給をしっかりしてほしいですね」と呼びかけた。