◆陸上 全国高校総体 第2日(26日、ホットスタッフフィールド広島)

 女子1500メートルのタイムレース決勝で、800メートルの日本記録を持つ東大阪大敬愛高の久保凛(3年)が4分11秒38(速報値)で日本勢トップの3位だった。

 暑さ対策として、今年は競技日程と競技方式が大幅に変更された。

トラック競技の1500メートル以上の種目は予選・決勝の2ラウンド制から一発勝負のタイムレース決勝。800メートル以下の種目は、予選・準決勝・決勝の3ラウンド制から予選・決勝の2ラウンド制となった。

 久保は4~6日に東京・国立競技場で行われた日本選手権の800メートルで、自身が昨年出した日本記録を0秒41上回る、1分59秒52をマークして2連覇を達成。東京世界陸上(9月)の参加標準記録(1分59秒00)には届かなかったが、初出場へ前進し「やっと1年ぶりに納得のいくレースができた。率直に何も考えずに言えば、めちゃめちゃうれしい」と笑顔で話していた。

 3連覇を狙う女子800メートルは27日に予選、28日に決勝が行われる。

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