草野、安青錦を破って新入幕優勝に望み　１差で追う千秋楽へ「止まらず自分の相撲を取る」
安青錦（左）を寄り切りで破った草野（カメラ・朝田　秀司） 画像（1枚）

◆大相撲名古屋場所１４日目（２６日・ＩＧアリーナ）

　新入幕の同１４枚目・草野（伊勢ケ浜）が、東前頭筆頭・安青錦（安治川）を寄り切り、３敗を死守した。２敗だった安青錦を止め「土俵に上がれば、あとはやるだけという気持ちで緊張はあまりしていなかった。

体が動いて、止まらず相撲を取れた」と胸を張った。

　２敗の琴勝峰を１差で追い、千秋楽は小結・高安と対戦する。優勝には高安を破った上で、琴勝峰が安青錦に敗れ、三つどもえの決定戦にもつれ込むことが条件となる。昨年春場所で兄弟子の尊富士が達成して以来、３人目の新入幕Ｖへ。「今日みたいに止まらず自分の相撲を取るだけ。いろいろあるけど、考えずに集中して、１５日間やり切りたい」と表情を引き締めた。

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