【クイーンステークス展望】昨年３着から力をつけたアルジーヌ　好走続くフェアエールングも上位争い必至
クイーンステークスの主な登録馬。※騎手は想定 画像（1枚）

　第７３回クイーンステークス・Ｇ３は８月３日、札幌競馬場の芝１８００メートルで行われる。

　アルジーヌ（牝５歳、栗東・中内田充正厩舎、父ロードカナロア）は昨年の３着馬。

その後、カシオペアＳ・リステッド、ターコイズＳ・Ｇ３を連勝。今年に入ってからも阪神牝馬Ｓ・Ｇ２（２着）、ヴィクトリアマイル・Ｇ１（４着）でいずれもタイム差なしの惜敗と完全に軌道に乗った。今年はこの１年間で力をつけたことを証明する一戦となる。

　フェアエールング（牝５歳、美浦・和田正一郎厩舎、父ゴールドシップ）は昨夏の札幌の３勝クラスを勝ってオープン入りを果たし、福島記念２着、小倉牝馬Ｓ１着同着、福島牝馬Ｓ２着とＧ３で好走を続けている。今回も牝馬限定のＧ３だけに、上位争いは必至だ。

　クリスマスパレード（牝４歳、美浦・加藤士津八厩舎、父キタサンブラック）は、初のマイルだったヴィクトリアマイルでは９着に敗れたが、１８００メートルへの延長はプラス材料。昨年の紫苑Ｓでコースレコード勝ちをした実力馬の復活は、十分にある。

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