俳優の横浜流星が主演するNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜・午後8時)の第28話が27日に放送され、世帯平均視聴率9・7%を記録したことが28日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)
初回は12・6%でスタートした今作。
大河ドラマ64作目となる同作は日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯を笑いと涙と謎に満ちた物語として描く。連続テレビ小説「ごちそうさん」(2013年)や大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)などを手がけた森下佳子氏が脚本を担当。NHKドラマ初出演の横浜が主人公を演じる。語りは蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として出演の綾瀬はるかが担当する。
第28話は「佐野世直大明神」。意知(宮沢氷魚)は佐野政言(矢本悠馬)に斬られ、息絶える。蔦重(横浜流星)は亡き意知の仇を討つ方法を考えていた時、政演(古川雄大)がある一枚の絵を持ってくる…と展開した。
重苦しいストーリー展開となったが、公式インスタグラムでは、意次(渡辺謙)からの手紙を盗み見た蔦重の妻・てい(橋本愛)が、「心得ております。お口巾着で」と口元を結ぶキュートな姿もアップ。ネットは「このシーンだけ少しほっこりしました」「かわゆすぎる」「おていさんのお口巾着可愛い~」「可愛すぎるこの夫婦」「可愛くてたまらん」「おていさんの上品な低音ボイスで『お口巾着で♡』は反則ですね!!」と沸いていた。