◆第25回アイビスサマーダッシュ・G3(8月3日、新潟競馬場・直線芝1000メートル)

 格上挑戦でもカフジテトラゴン(牡6歳、栗東・武英智厩舎、父キズナ)に期待する。ここまで新潟千直に4度出走し、すべて2着。

着差は首差が3度、半馬身差が1度と、あと一歩のところまできている。勝ち切れてはいないが、リステッドでも崩れず好走しているように相手なりに走れる強みもある。舞台適性はここでもひけをとらない。

 7月23日の1週前追い切りは坂路で58秒6―12秒6。しまい重点の馬なりでも鋭い伸びを見せ、3馬身半追走したシーラスストリーク(3歳未勝利)に楽々と併入した。休み明けでもしっかりと走るタイプで、態勢は整っている。

 今回は鞍上に戸崎圭太騎手=美浦・田島俊明厩舎=を配してきた。実績ある鞍上でひと押しを利かせ、重賞初制覇を飾る。(山本 理貴)

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