2023、24年の金鯱賞を連覇し、2023年札幌記念を制したプログノーシス(牡7歳、栗東・中内田充正厩舎、父ディープインパクト)が現役を引退することが7月28日、分かった。社台サラブレッドクラブがホームページで発表した。

今後は種牡馬入りを予定している。

 4月のクイーンエリザベス2世C2着後は放牧先の宮城県・山元トレセンで調整されていたが、6月下旬から両前肢の球節部分にむくみが見られた。症状が長引くため先週末に牧場獣医師が患部のエコー検査を行ったところ、種子骨靱帯の一部に炎症が確認されたという。長期休養が必要であることや、年齢による再発リスクなどを踏まえた関係者の協議の結果、引退が決まった。

 国内G2を3勝し、2023年の天皇賞・秋で3着。2023年から3年連続のクイーンエリザベス2世C2着や、昨年のコックスプレートでも2着に入るなど海外G1でも活躍した。

編集部おすすめ